金型製造
製品の成形品質を大きく左右するのが金型の出来栄えです。タナカ技工では、設計段階から成形工程までを自社で見据えているからこそ、量産に適した構造と精度を持つ金型を無駄なく、かつスムーズに立ち上げることが可能です。
自社内に金型製作の設備と技術者を揃え、細部にわたる精度管理や仕上げ調整まで一貫して対応。形状の複雑さや部品の小ささに関わらず、製品の品質・寸法安定性に直結する“型作り”の品質にもこだわります。
内製化により、設計変更や追加要望への対応もスピーディで、製品化までのリードタイム短縮に寄与します。

射出成形
タナカ技工の射出成形は、一般的な樹脂素材に加えて、エラストマーやスーパーエンプラといった高機能樹脂、肉厚製品、インサート成形といった高難度な加工技術に対応しています。製品の形状や用途、素材に応じた成形条件を的確に設定し、寸法の安定した成形を実現。また、非常に小さな部品でも寸法精度・仕上がり品質にこだわった生産体制を構築しています。
材料の選定から金型とのマッチング、成形条件の微調整まで社内で一貫して管理しているため、短納期・高品質な生産にも柔軟に対応可能です。

組立・検査
成形後のパーツ組立から製品検査・梱包までを社内で一貫して対応することで、最終製品としての品質と安全性を高い水準で維持しています。「NGゼロ」を目標に掲げ、作業手順の標準化と工程ごとの品質管理を徹底。検査工程では、水圧・耐久試験に対応できる水圧試験機なども導入しており、特に水栓関連製品など、耐圧性や密閉性が求められるアイテムにも実績があります。
また、社内各工程との連携によって、検査段階での不具合発見からのフィードバックも迅速。
安定した品質での出荷を実現し、信頼性の高い製品供給を可能にしています。
